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血液検査にまつわるちょっとした話

病気の治療で大きな病院を受診した場合、先ずは血液検査を受けるケースが多くなっています。臓器が何らかのダメージを受けると、その破壊された物質などが血液に混入するため、血液検査ではこれを調べています。各臓器はそれぞれで固有の物質を持っていますから、それをチェックすることで、病気の種類や状態などが判断できる仕組みです。そのため病院で治療を始めた後も、治療効果の把握や経過観察などの目的で、定期的に血液検査を行うのが一般的です。そして、血液検査では基準値と照らし合わせて身体状況を判定しますが、この基準値は絶対ではありませんので、正しく判断するには病変や、その人の体調など、総合的に考える必要があります。ですので、ある値が基準を超えていても、ほかの機能でそれがカバーできていれば、特に問題ないといった具合です。ただしその判断は専門的な知識も必要になります。そのことから、仮に呼吸器内科で心臓の異常を知らせる検査値が出て、深刻な状態と判断されても、専門医となる循環器のドクターが病状などから総合的に判定しますと、許容範囲、といった診断が下りる場合もある訳です。

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